アイコスに害はある?加熱式タバコの発がん性や有害性についての噂を調査

更新日 : 2025/5/8

加熱式タバコのブームの火付け役であり、現在まで高い市場占有率を誇る「IQOS(アイコス)」は、従来の紙巻きタバコと比較して「有害物質の発生が少なく、臭いが抑えられている」といったメリットから、今もなお人気の高い商品です。

タバコよりも有害性が少ないという点において注目されている加熱式タバコIQOSですが、過去に「IQOS(アイコス)は紙巻きタバコよりも発がん性が高い」という噂が出回ったことがあるのをご存知でしょうか?

今回は、IQOS(アイコス)の発がん性が高いとされる噂が本当なのかデマなのか、最新情報をお伝えしていきます。

\ アイコス感覚の新たな電子タバコ! /
フィルターチップで
加熱式タバコのような吸い心地

アイコスの害にまつわる様々な噂を調査

アイコスに害はある?加熱式タバコの発がん性や有害性についての噂を調査

紙巻きタバコから、IQOS(アイコス)をはじめglo(グロー)やPloom TECH(プルーム・テック)といった加熱式タバコへ移行する方が今もなお増えています。

特にIQOS(アイコス)に関しては、加熱式タバコの国内シェア率が55.34%と過半数を占めており、加熱式タバコの中でもトップの人気を誇っていることが分かります。

そんなIQOS(アイコス)ですが、これまで発がん性の有無や有害性にまつわる様々な噂が出ており、アイコスユーザーから注目されています。

紙巻きタバコとアイコスを比較してどちらの有害性が高いのか、噂はデマなのかと気になっている方も多いでしょう。

そこで、アイコスの害にまつわる様々な噂が本当なのか見ていきましょう。

アイコスの害にまつわる噂①「アイコスの発がん性が10倍」

2017年頃に流れたIQOS(アイコス)の害にまつわる噂として、「IQOS(アイコス)の発がん性は従来のタバコの10倍」または「250倍」というものがありました。

IQOS(アイコス)の発がん性に関する噂は、アメリカの研究機関による研究結果が発端とされており、研究結果には以下のようなアイコスに関する害についての内容が記載されていました。

・紙巻きタバコと同じような化学物質が含まれていた
・IQOS(アイコス)にはニコチンが84%も含まれていた
・一部IQOS(アイコス)の有害物質は紙巻きタバコよりも高い濃度が検出された

しかし、噂で出回ったような「IQOS(アイコス)の発がん性は紙巻きタバコの10倍である」と明確に記載はされていませんでした。

参考元:REUTERS

また、この研究結果に対しては、IQOS(アイコス)の販売元であるフィリップ・モリスが以下のように言及し、噂に対して否定しています。

・測定方法がハイブリッドで正確な数値が算出されていない
・比較対象が他社の紙巻きタバコ(ラッキーストライクブルー)だった
・そのラッキーストライクブルーの測定値にも誤りがあった

参照元:PMI SCIENCE

上記から、「IQOS(アイコス)の発がん性が10倍」「250倍」という噂がで回ったものの、明確なデータや信頼できる研究に基づくものではないため、信憑性は低いと言えるでしょう。

アイコスの害にまつわる噂②「アイコスの方が有害物質が9割低い」

IQOS(アイコス)の害にまつわる噂として、「IQOS(アイコス)は紙巻きタバコより有害物質が9割低い」というものもあります。

こちらの噂に関しては、実際にIQOS(アイコス)を販売しているフィリップ・モリス・インターナショナルが「紙たばこと比較し9つの有害性成分の量が約90%低減」と宣伝しています。

この9つの成分とは、一酸化炭素やアセトアルデヒドなど世界保健機関(WHO)が たばこで減らすべき有害成分として取り上げているもののことを指します。

上記のように有害物質を低減させられるといった研究結果はIQOS(アイコス)以外の加熱式タバコでもいくつか見られました。

しかし、IQOS(アイコス)をはじめとする加熱式タバコに有害物質が全く含まれていないというわけではなく、従来の紙巻きタバコよりも多く含まれている物質があったり、紙巻きタバコに含まれていなかった物質が含まれている可能性があります。

そのため、IQOS(アイコス)の害についてはあくまでも「9つの有害物質」が低減されていると考えた方が良いでしょう。

アイコスの害にまつわる噂③「IQOS(アイコス)は有害度が低い」

2018年には、米食品医薬品局(FDA)が「IQOS(アイコス)は有害度が低い」という研究結果を発表しました。

米食品医薬品局によると、IQOS(アイコス)から発生するエアロゾルには健康被害を及ぼす物質が含まれているものの、紙巻きタバコと比べて全体的に深刻度が低いとのことです。

しかしながら、紙巻きタバコでも健康への影響がわかるデータが揃うまでに20〜30年かかったとされており、まだ普及して間もない加熱式タバコの健康リスクを決定づけるには研究が足りないという意見もあります。

実際に2023年・2024年に行われた加熱式タバコに関する研究では、身体の代謝サイクルに対しての悪影響や、血管機能への悪影響などを報告する結果が出ています。

以上からも、IQOS(アイコス)の有害性について明確に分かるまでにはまだ期間が必要であり、一概に有害度が低いという結果を信じるのは時期尚早と言えるでしょう。

参照元:東洋経済ONLINE


アイコスの主流煙・副流煙に含まれる有害物質は?

アイコスに害はある?加熱式タバコの発がん性や有害性についての噂を調査

IQOS(アイコス)をはじめとする加熱式タバコは、たばこ葉を加熱して発生させる蒸気(たばこベイパー)を吸います。

紙巻きタバコと比較すると目立つ煙ではありませんが、目に見えない主流煙や副流煙が発生しています。

では、IQOS(アイコス)の主流煙・副流煙には有害物質が含まれているのでしょうか?

アイコスの主流煙に含まれる有害物質

IQOS(アイコス)をはじめとする加熱式タバコの主流煙からは、ニコチン、メントール、グリセリン、ジアセチル、アクロレイン、アセトアルデヒド、グリシドールなどの有害物質が検出されています。

アセトアルデヒドは発がん性物質として知られており、ジアセチルは呼吸器疾患を引き起こす有害物質です。

また、紙巻きタバコと比較すると主要な発がん性物質は少ないとされていますが、ニコチンはほぼ同じ含有量となっています。

アイコスの副流煙に含まれる有害物質

IQOS(アイコス)をはじめとする加熱式タバコは煙が出ないため副流煙が見えませんが、目には見えないエアロゾル(霧・ミスト)が発生しています。

この副流煙からは、発がん性物質のアセトアルデヒドや呼吸器疾患を引き起こすジアセチルの他に、グリシドール、ベンゼンなどをはじめとした33種類の有害物質が検出されています。

こちらも紙巻きタバコと比較すると有害物質の量は少ないですが、様々な有害物質を含んでいることに変わりありません。

新型アイコスと旧型アイコスの有害性の違いは?

アイコスに害はある?加熱式タバコの発がん性や有害性についての噂を調査

IQOS(アイコス)の発がん性が紙巻きタバコより高いという噂が立ったのは、新型IQOS(アイコス)として「IQOS2.4Plus」が発売された直後でした。

その後IQOS(アイコス)は改良を重ね、様々な新型モデルをリリースしています。

では、新型のIQOS(アイコス)は発がん性や有害物質の量などについても変更はあるのでしょうか?

旧型アイコスと新型アイコスの違い

IQOS(アイコス)はこれまで度々バージョンアップ・新型の登場が行われています。

これまでのバージョンアップで、燃焼によって発生する有害物質の摂取を最小限に抑えられる機能が加わったケースもありました。

2025年4月現在での最新型はIQOSイルマ i となっており、吸うのを中断したところから再開できるポーズモード機能などが新しく備わっています。

20本連続で吸うことができるIQOSイルマ i ワンなど、機能・性能の充実した新型モデルも人気となっています。

しかし、もともとIQOS(アイコス)は、紙巻きタバコと比べて溶剤に含まれるグリセリンの濃度が高く、紙巻きタバコには含まれていない成分も検出されており、健康リスクや有害性が大きく改善されているとの報告はありません。

また、IQOS(アイコス)のタバコスティックのフィルターに使われているプラスチック製パーツが加熱によって溶けることで有害物質を発生させるリスクがあるという話もあるため、新旧のIQOS(アイコス)で大きく有害性が異なるということは考えにくいでしょう。

参照元:IQOS公式サイト

いずれのアイコスにも発がん性があるのは確か

IQOS(アイコス)はバージョンアップに関わらず、ニコチンが含まれるタバコ製品であることに代わりはないため健康被害や発がんリスクが否定できません。

またIQOS(アイコス)は紙巻きタバコに含まれる有害物質が90%以上低減されていると謳ってはいますが、先述したようにさまざまな研究機関が健康被害について検証を進めている最中です。

もし紙巻きタバコやIQOS(アイコス)をはじめとする加熱式タバコを吸うことによる健康被害を危惧するのであれば、より安全性の高い電子タバコを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

IQOSから違和感なくスライド!
加熱式タバコからの卒業!
\減煙・禁煙まであと1歩!/


アイコスの喫煙による発がんリスクを予防したいなら電子タバコがおすすめ

アイコスに害はある?加熱式タバコの発がん性や有害性についての噂を調査

IQOS(アイコス)は、紙巻きタバコと比べて有害物質が少ないとされていますが、依然としてニコチンなどの有害成分が含まれています。

そのためIQOS(アイコス)を吸い続けることで、健康被害や発がんリスクを高める可能性も考えられます。

そういった紙巻きタバコや加熱式タバコの喫煙による健康被害や発がんリスクを予防したいのであれば、より安全性の高い電子タバコを利用するのがおすすめです。

電子タバコが安全な理由①ニコチン・タールを含まない

電子タバコは、フレーバー付きのリキッドを加熱して発生する蒸気を吸って楽しむ製品で「VAPE(ベイプ)」とも呼ばれています。

日本国内で販売されている電子タバコのリキッドは、ニコチン・タールが含まれていないためニコチンによる依存やタールなどの有害物質による健康被害がほぼありません

また電子タバコは副流煙も出ませんので、受動喫煙によって周囲の人に悪影響を及ぼすリスクがないのも魅力の1つとなっています。

電子タバコが安全な理由②リキッドに含まれる成分も安全性が高い

「リキッドの成分は安全なのか」という疑問を抱く方もいらっしゃるかと思いますが、リキッドに含まれてる「VG(植物性グリセリン)」や「PG(プロピレングリコール)」は、食品添加物や医薬品などにも使用される安全性の高い成分ですので安心して使用できます。

ただしリキッドの販売メーカーは非常に多く、中には粗悪品を販売するような悪徳業者も存在するため、リキッドを購入する際はできるだけ有名なメーカーや信頼できる店舗・通販サイトを利用することをおすすめします。

アイコスから買い換えるのにおすすめの電子タバコ

アイコスに害はある?加熱式タバコの発がん性や有害性についての噂を調査

電子タバコのリキッドは安全性の高い成分が使用されているだけでなく、国内で販売されているものに関してはニコチン・タールフリーなので電子タバコは禁煙したい方にもおすすめです。

ここからは、禁煙したいと考えている方やIQOS(アイコス)などの加熱式タバコから電子タバコへの買い替えを検討している方に向けて、当サイトで販売している初心者にもおすすめの電子タバコをご紹介していきます。

電子タバコ始めるなら

Beyond Vape Japan

1万種類以上のフレーバーが楽しめる!「KIWI Spark」

KIWI Spark

電子タバコKIWI Sparkは、イタリア発の電子タバコで、スタイリッシュなフォルムが特徴です。

コットン素材を使用したフィルターチップを採用しているため、まるでIQOS(アイコス)などの加熱式タバコを吸っているような感覚で電子タバコを楽しめます。

リキッド注入式で自分の好きなフレーバーを楽しめるため飽きがこず、スタイリッシュなデザインで使うシーンに困りません。

リキッドが注入された状態のPODタイプの販売もあるので、使用用途に合わせて選んでみるのもおすすめです!

\ KIWI Spark /
詳細・購入はコチラ ➡︎

ICEBERG Dispo 使い捨て電子タバコ

ICEBERG Dispo

もっと手軽に電子タバコを楽しみたいなら使い捨て電子タバコ「ICEBERG Dispo」がおすすめです。

メンソール系の電子タバコリキッドの中でも人気の高いICEBERGから発売されているこちらの商品は1個でタバコ約15箱分の吸引量を誇り、コスパよくノンニコチン・ノンタールの水蒸気を楽しめます。

フレーバーは「スーパーメンソール」「アイスレモン」「クールピーチ」の全3種類でいずれも甘さ控えめでスッキリとした爽快感が魅力的!
メンソールが好きで電子タバコの面倒なメンテナンスはやりたくない!という方は是非ICEBERG Dispoをお試しください。

\ ICEBERG Dispo /
詳細・購入はコチラ ➡︎

JUUL Starterkit ICE POD

続いておすすめなのがこちらもPOD型の電子タバコ『JUUL』です。

JUULはアメリカで発売されてからわずか3年で電子タバコシェア率75%を獲得、日本でも発売以来出荷台数50,000台を突破している人気商品です!

詰め替えも一切不要なカートリッジを本体に差し込むだけで簡単に誰でも使いこなせるため、初めて電子タバコを使用するという方にもおすすめです。

当サイトでは、このJUUL本体とJUUL対応のメンソール特化したフレーバー「ICE POD」がセットになったスターターキットを販売しています。

商品が到着したらすぐに使い始めることができますのでJUULを購入する際にはぜひお得なセットでの購入を検討してみてください。

JUUL本体のカラーは、シンプルかつスタイリッシュなブラックが用意されており、いろんなシーンでご利用いただけます!

\ JUUL ICEPOD /
詳細・購入はコチラ ➡︎

アイコスに害はある?加熱式タバコの発がん性や有害性についての噂を調査 まとめ

「IQOS(アイコス)の発がん性が紙巻きタバコの10倍」という噂が広まったのは、アメリカの研究機関が発表した研究結果について米ロイター通信が記事にしたことが発端でした。

しかしその研究方法や内容は正確性が欠けるという話もあり、最新情報では「噂はデマだった」という声も挙がっています

とはいえIQOS(アイコス)は、あくまで「紙巻きタバコの有害物質を90%以上低減した」というだけで、有害物質がゼロになったわけではありません

また、IQOS(アイコス)には紙巻きタバコに含まれない成分が含まれていることも最近の研究により判明しているため、吸う人や周囲の人に何らかの健康被害を及ぼす可能性は否定できないでしょう。

IQOS(アイコス)等の加熱式タバコによる人体への悪影響に関しては、まだまだこれから研究を続けていく必要があり、その安全性や発がん性について明らかにするためにはもう少し時間がかかりそうです。

紙巻きタバコや加熱式タバコから発生する有害物質による健康被害を予防したい方、禁煙・減煙をしたい方はニコチン・タール0の電子タバコに買い換えることをおすすめします。

Beyond Vape Japanでは、さまざまな電子タバコ・VAPE製品を販売しているほかバリエーション豊富なリキッドも取り扱っていますので、電子タバコへの買い替えを検討されている方はぜひご利用ください!

無理なく禁煙・節煙!
新習慣を手に入れる
\ ラストチャンス /

更新日 : 2025/5/8

関連コラム

関連商品