VAPEの洗浄方法はエタノールや重曹?メンテナンスが楽なデバイスは?

更新日 : 2023/9/30

みなさんの中には、禁煙・減煙目的やリラックス目的で普段からVAPE(ベイプ)を吸っている方もいるのではないでしょうか?

VAPE(ベイプ)は、定期的な洗浄・メンテナンスを行うことによって、安全に長く楽しむことが可能です。

そこで今回は、エタノールや重曹を用いたVAPE(ベイプ)の洗浄方法やメンテナンス方法をご紹介しながら、お手入れがかんたんなデバイスについてもご紹介します。

定期的にVAPEの洗浄・メンテナンスを行なったほうがよい理由

VAPE(ベイプ)を長く楽しむためには、定期的に洗浄やメンテナンスを行う必要がありますが、人によっては「正直、洗ったりメンテナンスしたりするのは面倒…」と思っている方もいるのではないでしょうか?

しかしきちんと洗浄やメンテナンスを行わないと、VAPE(ベイプ)を楽しむうえでさまざまな弊害やトラブルにつながりかねません。

そこでまずは、定期的にVAPE(ベイプ)の洗浄やメンテナンスを行なったほうがよい理由についてご紹介していきます。

理由①フレーバーの味が悪くなるから

VAPE(ベイプ)の洗浄・メンテナンスをサボっていると少しずつフレーバーの味が悪くなることがあるのですが、これはリキッドを補充するアトマイザーというパーツが汚れたり焦げが付いたりするからです。

汚れたままのアトマイザーを使っていると、水蒸気が発生しにくくなって煙の量が少なくなるだけでなく、焦げがフレーバーの味を悪くしてしまいます。

こうした汚れや焦げが混ざった水蒸気を吸い続けていると、何らかの健康被害につながる恐れもあるため必ず定期的な洗浄・メンテナンスを行うようにしましょう。

理由②雑菌が繁殖しやすくなるから

VAPE(ベイプ)は基本的に口を直接つけて吸うものですので、定期的に洗浄したりパーツ交換をしないと雑菌が繁殖してしまいます。

またリキッドの主成分の1つであるVG(植物性グリセリン)は、雑菌を繁殖させやすい特徴を持っていますので、洗浄せずに使っていると雑菌も一緒に吸い込んでしまうかもしれません。

VGの割合が多いリキッドは、煙が大量に発生しやすくVAPE(ベイプ)の醍醐味である爆煙を楽しめますが、その分粘度が高い成分なので汚れとして付着しやすいため定期的な洗浄・メンテナンスが大切です。

理由③本体の故障につながるから

リキッドを加熱するために必要なコイルというパーツは、消耗品なので定期的にパーツ交換を行う必要があります。

汚れたコイルを長期間使い続けていると、VAPE(ベイプ)本体に大きな負荷がかかってしまい故障につながる可能性も否定できません。

高価なデバイスを使用している場合は、洗浄やメンテナンス不足で壊してしまうともったいないので、長く使い続けるためにも定期的な洗浄・メンテナンスを行いましょう。

VAPEの洗浄方法

VAPE(ベイプ)の定期的な洗浄・メンテナンスの重要性については先ほどご紹介した通りですが、実際にどうやって洗浄・メンテナンスしていけばよいのでしょうか?

ここからは、まずVAPE(ベイプ)の洗浄方法についてご紹介していきます。

VAPEの洗浄方法①水・お湯を使って洗浄する

VAPE(ベイプ)の洗浄方法には様々な方法があり、そのうちの1つが『水・お湯を使った洗浄方法』です。

まず水またはお湯を入れた容器を用意して、分解した洗浄したいパーツを容器に浸しながらやわらかいブラシなどを使って汚れを落としましょう。

特に吸口部分であるドリップチップは汚れが残留しやすいパーツですので、食器用洗剤を使ってやさしく洗うのも1つの方法です。

VAPE(ベイプ)には細かいパーツが多く、流水を使って洗浄するとパーツの紛失してしまう恐れがあるため、紛失リスクを減らすためにも容器に水やお湯を溜めて洗うとよいでしょう。

洗い終わったらタオルを使って水気を拭き取りしっかりと乾かす必要がありますが、細かくて拭き取りにくい部分は綿棒などを使うことをおすすめします。

完全に乾くまではパーツの組み立てができないので、半日〜1日程度風通しの良いところに置いて乾燥させるようにしてください。

VAPEの洗浄方法②重曹を使って洗浄する

よりしっかり洗いたいという方には『重曹とクエン酸』を使った洗浄方法がおすすめです。
どちらも100均で購入できるのでお金がかからず綺麗にすることができます。

重曹を使った洗浄方法は、まずお湯の入った容器に3%ほどの重曹を入れて、その中に洗浄したいパーツを10分ほど浸します。

続いて、クエン酸とお湯を混ぜた溶液にパーツを10分ほど浸しますが、クエン酸は酸性なので長く浸し過ぎるとサビにつながるため注意が必要です。

10分ほど経ったらクエン酸溶液に重曹溶液を少しずつ入れて泡が出なくなるまで足します。

反応がなくなったらパーツを取り出し軽く水洗いして、水気をしっかり拭き取り完全に乾燥するまで待てば完了です。

より念入りに洗浄したい場合は、水洗いしたあとにエタノールを使って洗浄してもよいです(エタノールを使った洗浄方法は次の項目をご確認ください)。

弱アルカリ性の重曹はアトマイザーに付着した焦げや手垢の洗浄に効果的で、弱酸性のクエン酸は水垢などの除去に効果を発揮します。

VAPEの洗浄方法③エタノールを使って洗浄する

ドリップチップやアトマイザーに付着した雑菌をしっかりと除去したい場合は、高い殺菌効果を持つ『エタノールを使用』すると良いです。

エタノールを使用して洗浄する場合も、あらかじめ用意した容器にエタノールを注いでおきその中に洗浄したいパーツを入れるだけです。

タッパーなどフタつきの容器であれば容器を軽く振って洗浄できるので、タッパーが自宅にない場合はVAPE(ベイプ)の洗浄用に購入しておいてもよいかもしれません。

またエタノールに浸す前に、水かお湯で軽くパーツを洗っておくと汚れが落ちやすくなるため、手間はかかりますがきちんと洗浄したい方は先に水洗いすることをおすすめします。

ゴム素材が使われているパーツは、エタノールに浸してしまうとゴムが劣化する可能性があるのでパーツごとに洗浄方法を使い分けるとよいです。

VAPEのメンテナンス方法

VAPE(ベイプ)は、定期的に洗浄することでフレーバーの味が悪くなったり本体が故障したりするのを防ぐことができます。

しかしVAPE(ベイプ)を長く使い続けたいなら、洗浄以外にもパーツ交換といったメンテナンスも欠かせません。

ここからは、洗浄以外にも定期的に行いたいVAPE(ベイプ)のメンテナンス方法についてご紹介していきます。

VAPEの洗浄方法①コイルは定期的に交換する

リキッドを熱するのに必要なコイルは、VAPE(ベイプ)を使っていると少しずつ劣化していくため定期的な交換が必要な消耗品です。

コイル交換を怠ってしまうと、焦げてしまってフレーバーの味が悪くなったり吸ったときに喉がイガイガしたりする場合があります。

使用するリキッドや使用頻度によってコイル交換のタイミングは異なりますが、基本的には2週間〜1ヶ月程度を目安に交換しましょう。

VAPEの洗浄方法②MODは洗えないので布などで拭く

MODは、VAPE(本体)に内蔵されているバッテリーユニットのことで、バッテリーが入っているのでお湯などを使った洗浄を行うことができません。

しかしMODにも手垢などの汚れが付着することがあるため、汚れが気になったら布などを使って拭くようにしましょう。

アトマイザーやドリップチップを洗浄する際に、MODの拭き取りも一緒に行なっておけば清潔に使い続けることができます。

VAPEを洗浄・メンテナンスするときの注意点

ここまでVAPE(ベイプ)の洗浄・メンテナンス方法についてご紹介してきましたが、洗浄やメンテナンスを行う際はいくつか注意しなければなりません。

そこでここからは、VAPEを洗浄・メンテナンスするときの注意点についてご紹介していきます。

注意点①バッテリーを濡らさないようにする

バッテリーが内蔵されたMODは、アトマイザーに電力を供給するために欠かせない電子部品ですので、水に濡れてしまうと故障につながります。
洗浄中に水に濡らすことのないよう注意しましょう。

先ほどもご紹介したようにMODの汚れが気になったときは、基本的に布などを使って乾拭きするようにしてください。

注意点②各パーツが乾いてから組み立てる

アトマイザーなどのパーツを洗浄したあと、濡れた状態で各パーツを組み立てるとMODに水分が付着して故障したりコイルが錆びたりする可能性があるので注意が必要です。

洗浄後はタオルや乾いた布で水気を拭き取り、細かい箇所やタンク内など拭き取りにくい箇所に関しては綿棒などを使ってしっかりと水気を取り除きましょう。

またきちんと拭き取ったと思っていても水気が残っている可能性があるため、半日〜1日程度パーツを置いて十分に乾燥させてからパーツを組み立てることをおすすめします。

注意点③パーツの取り付けは慎重に行う

洗浄後、パーツがしっかりと乾燥したら各パーツを取り付けていくことになりますが、慎重に行わないとパーツの破損につながるため気をつけましょう。

VAPE(ベイプ)パーツのほとんどはねじ切り加工されているため、きつく締めすぎるとネジ山が潰れてしまう可能性があります。

また次回洗浄する際にパーツが外れなくなってしまうので、きつく締めすぎないように慎重に取り付けるようにしてください。

洗浄・メンテナンスの手間がかからないおすすめのVAPE

VAPE(ベイプ)は、定期的に洗浄・メンテナンスを行うことで長く使い続けることができ、またフレーバーの味の美味しさも維持できます。

しかし人によっては、「できるだけ洗浄やメンテナンスの手間はかけたくない」という方もいるのではないでしょうか?

ここからは、洗浄・メンテナンスの手間がかからないおすすめのVAPE(ベイプ)についてご紹介していきます。

JUUL Starterkit ICE POD

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JUULは、スタイリッシュなデザインと手軽ながら高い満足感を得られるVAPE(ベイプ)として、アメリカで発売からわずか3年で電子タバコシェア75%を獲得した人気商品です。

リキッドが入ったカートリッジを本体に装着するだけで吸うことができるため、初心者でも扱いやすいデバイスとなっています。

またリキッドがなくなったらカートリッジを交換すればいいので、洗浄やメンテナンスといった手間もかかりません。

スターターキットには、JUUL本体とメンソール特化型リキッド「ICE POD」のお好きなフレーバー1箱が付属しており、届いたその日にご利用いただけます。

JUUL Starterkit ICE PODの
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吸うフルーツスティック VPLUS

「コスパ良くシーシャを試してみたい!」という方におすすめしたいのが、大容量の充電式で、たっぷり使える「吸うフルーツスティック VPLUS」です。

使い捨てタイプのポケットシーシャでありながら紙巻きたばこ32.5箱分の大容量となっており、充電のみでメンテナンス不要なのでオトクにポケットシーシャを始めたい方におすすめの商品となっています。

フレーバーは、「バナナアイス・グアバアイス・ピーチマンゴー・パイナップルレモネード・ピンクレモネード・サクラグレープ・ストロベリーアップルスイカ・トロピカルフルーツ」の8種類の厳選フレーバーをご用意!
甘めのフレーバーのシーシャを吸ってみたかったという方にもおすすめです。

メンテナンス一切なし!
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VAPEの洗浄・メンテナンス方法まとめ

VAPEの洗浄・メンテナンス方法には以下のようなやり方がありますので、実際に行うときの参考にしてみてください。

    ・水・お湯を使って洗浄する
    ・重曹を使って洗浄する
    ・エタノールを使って洗浄する
    ・コイルは定期的に交換する
    ・MODは洗えないので布などで拭く

定期的に洗浄やメンテナンスを行えば、デバイスの故障やフレーバーの味が悪くなるのを防ぐことができます。

ただし洗浄する際は、MODを濡らさないようにするなど注意しなければならないポイントもありますので、初めて洗浄やメンテナンスを行う方は特に気をつけてください。

VAPE(ベイプ)によっては、今回ご紹介したVPULSやJUULのように洗浄やメンテナンスの手間がかからないタイプもありますので、気軽に使いたいという方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?

Beyond Vape Japanでは、VPULSやJUULはもちろんのこと、さまざまなデバイスやVAPE(ベイプ)関連製品を扱っていますので、是非一度サイトをチェックしてみてください!

更新日 : 2023/9/30

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