禁煙の離脱症状はいつまで続く?症状は頭痛と眠気のほかには?

更新日 : 2025/7/3

禁煙を始めるにあたり、禁煙の離脱症状にはどんなものがあるのか、いつから始まり、いつまで続くのかなどは気になりますよね。

今回は、離脱症状は禁煙を開始してどれくらいから始まるのか、いつ頃がピークなのか、一体いつまで続くのかなど離脱症状の期間についてご紹介していきます。

また、代表的な離脱症状とその対処法もそれぞれ解説していくので、禁煙を検討している方は禁煙の事前準備をするための参考にしてみてください。

禁煙を成功させるためにも、ぜひご一読ください。

【関連記事】

電子タバコで無理せず禁煙!

禁煙の離脱症状とは

禁煙の離脱症状はいつまで続く?症状は頭痛と眠気のほかには?

離脱症状とは、依存性のあるものを止めた際に出てくる症状です。

タバコの場合はニコチンに依存性があり、一度ニコチンを吸うと、脳がもっとニコチンを欲しがるようになります。

毎日当たり前のように体内に入ってきていたニコチンが急になくなってしまうことで、様々な症状が出ると言われています。

離脱症状には喫煙衝動や頭痛、眠気など様々ある!

禁煙の離脱症状の代表的なものは、「タバコが吸いたい」という喫煙衝動ですが、それ以外にも、頭痛や眠気など様々な症状が出てきます。

離脱症状の一覧はこちらです。

  • タバコが吸いたい(喫煙衝動)
  • 眠気
  • 眠れない
  • イライラする、集中力の低下
  • 頭痛
  • 食欲増加
  • 便秘など

一過性のものもあれば、毎日続く症状もあります。

「タバコが吸いたい」「食欲増加」などは、ほぼ毎日症状が出ると思っていたほうがいいでしょう。

ただ、どの離脱症状も個人差があるため、上記に挙げた症状が出ない場合や、一覧にない症状が出る場合もあります。

禁煙の離脱症状はいつから始まりいつまで続く?

禁煙の離脱症状はいつまで続く?症状は頭痛と眠気のほかには?

禁煙の離脱症状には様々ありますが、禁煙開始してから早い人だと20分ほどで出始め、大体1週間〜10日で治まってきます。

2、3日でピークを迎えるとされており、ピークを越えると次第に症状は落ち着いてきます。

離脱症状がいつまで続くかは、ニコチン依存度によるところが大きいため、依存度が高い場合は、2〜3週間続くこともあると言われています。

また、食欲増加や便秘などの一部症状は、2ヶ月ほど残り続けることもあります。

離脱症状を時系列ごとに説明

禁煙を始めてどのタイミングでどのような症状が出るのかを見ていきましょう。

  • 禁煙してから20分後…喫煙衝動やイライラ、集中力の低下
  • 禁煙してから8時間後…喫煙衝動、イライラ、集中力の低下の継続。眠気や頭痛が出始める
  • 禁煙してから1日後…喫煙衝動、イライラ、集中力の低下の継続。眠れない、食欲増加、便秘などの症状が出始める
  • 禁煙してから2日後…離脱症状のピーク。様々な離脱症状が重なる
  • 禁煙してから1週間後…離脱症状が落ち着いてくる。(一部症状は残る場合もある)

禁煙開始から、離脱症状ピーク時には「タバコが吸いたい」という離脱症状が多く見られ、この時期に挫折してしまう人が多いようです。

逆を言えば2、3日乗り切れば、ぐんと禁煙を成功させる可能性が高くなるとも言えます。

離脱症状への対処法を症状別に解説!

禁煙の離脱症状はいつまで続く?症状は頭痛と眠気のほかには?

離脱症状が出た場合の対処法を知っておくことで、実際に禁煙したときにすぐに役立てることができます。

症状によって対処法は変わってくるため、それぞれに合った対処法を紹介していきます。

つらい離脱症状を乗り越えるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

喫煙衝動への対処法3つ

禁煙の離脱症状の中で、最もつらいのが「タバコが吸いたい」という喫煙衝動に駆られることです。

喫煙衝動に駆られたときにする行動を事前に決めておくことによって、すぐにその行動に移すことができるので、禁煙に成功しやすくなります。

具体的には、以下のような対処法があげられます。

  • 水やお茶を飲む
  • 深呼吸をする
  • 軽くストレッチをする

また、環境を整えることも重要で、ライターや灰皿などタバコを連想させるものは、処分してしまうといいでしょう。

眠気への対処法4つ

眠気への対処は、実際に少し寝る・マッサージするなどして体を労わる方法が挙げられます。

禁煙をすることで眠気が出てしまう場合は、次の4つの対処法が有効です。

  • 10~15分程度の仮眠を取る
  • 耳をマッサージする
  • 軽く運動をする
  • 熱いシャワーを浴びる

また、普段からしっかりと睡眠を取ることも重要になります。

眠れない場合の対処法4つ

禁煙を始めると、夜に寝ようと思っても覚醒してしまって眠れなくなることがあります。

寝不足になってしまうと、日中の活動にも影響が出てしまうので、次のような対処法を試してみてください。

  • ぬるめのお風呂に入る
  • 軽い運動をする(体を適度に疲れさせる)
  • カフェインを摂らないようにする
  • 就寝前はスマホの使用を避ける

禁煙の離脱症状だったとしても、一般的な不眠の症状と対処法は同じなので、しっかり寝られるように、環境を整えることが大切になります。

もし、上記のような対処法でも不眠の症状がある場合には、一時的に睡眠導入剤を使うなどしてもいいかもしれません。

イライラしたり集中力が低下した場合の対処法5つ

タバコが吸えないとイライラしたり、精神的に不安定になったりします。

また、集中力が低下してしまい、禁煙中に仕事や家事に影響が出る場合も珍しくありません。

そんなときに有効になる手段は、以下のようなものがあります。

  • 深呼吸する
  • 水やお茶を飲む
  • 軽く運動をする
  • 趣味など楽しめることを行う
  • マッサージなどのリラックスできることを行う

気持ちを落ち着かせるために、まずは深呼吸をして、気分転換になるようなことを行うと、自然とイライラが治まってきます。

症状が出たときにすぐに行動に移せるように、事前に自分がどんなことをしたら気分が晴れるのかを知っておくことも必要です。

頭痛が出たときの対処法4つ

頭痛が出たときには、無理に動かず、体を休めてあげるほうがいいでしょう。

対処法は以下の通りです。

  • 深呼吸する
  • 横になる
  • 仮眠を取る
  • 頭痛薬を使う

横になったり、仮眠を取ったりすると多少改善することがあるので、少しの時間でも休むのは効果的です。

また、すぐに痛みを止めたい、響くようにガンガンするといった場合には、頭痛薬を使うことも1つの方法になります。

3日ほどで自然と治まるので、過度に心配する必要はないですが、あまりにも長く続くようなら、病院で診察してもらうことがおすすめです。

食欲が増した場合の対処法2つ

食欲増加は、味覚や嗅覚が元の正常な状態に戻っているサインです。

できるだけ食欲を抑える、太りにくくするのであれば、次のような対処法が有効になってきます。

  • 間食を取る場合は低カロリーなものにする
  • できるだけ野菜を多く食べるようにする

無理に食べるのを我慢すると、タバコが吸えないイライラと相まってさらにストレスが溜まってしまうでしょう。

食べること自体を我慢するのではなく、取り入れる食事を少し変えてみることで、ある程度食べても太りにくくなります。

便秘が出た場合の対処法4つ

禁煙を境に便秘の症状が出る人もいます。

食欲増加に伴い、消化するものが増えるため、体が急な変化についていけずに便秘になることがあるようです。

便秘の症状が出た場合の対処法には、下記の方法を試してみて下さい。

  • しっかり水分補給を行う
  • お腹のマッサージをする
  • ウォーキングなどの軽い運動をすることで血行をよくする
  • 食物繊維が豊富な食材を食べる

前述の通り、禁煙することで食欲増加の離脱症状がでることもあるので、食欲が増していたら、便秘にも注意をしておくといいでしょう。

離脱症状がつらいなら電子タバコを取り入れる

禁煙の離脱症状はいつまで続く?症状は頭痛と眠気のほかには?

ここまで、眠気や頭痛など様々な禁煙の離脱症状をご紹介してきましたが、最も苦しい離脱症状は「タバコを吸いたい」という喫煙衝動だと言われています。

どうしてもタバコを吸うのが我慢できない方喫煙衝動が強くて生活に支障をきたしてしまう方は、電子タバコを試してみてはいかがでしょうか。

電子タバコはニコチンによる依存症状を抑えられる

ニコチン依存から脱却をするために、電子タバコは有効な手段と言えるでしょう。

電子タバコとは、タバコの葉を使用せず、液体を電気加熱することによって発生する蒸気を吸うものです。

ニコチンはタバコ葉に含まれている成分なので、タバコ葉を使わない電子タバコにはニコチンが含まれず、ニコチンによる依存症を最大限抑えることができます。

電子タバコによる疑似体験は喫煙衝動を抑えてくれる

電子タバコを使って蒸気を吸うことで、「タバコを吸うような感覚」を疑似体験できるため、喫煙したい気持ちを抑えるのに役立ちます。

「タバコを吸う」という行為そのものに対しても依存している場合には、特に有効となるでしょう。

ニコチン減少によって起こる身体的な離脱症状だけでなく、心理的な喫煙衝動も抑えてくれます。

イギリスでは電子タバコは禁煙補助ツールとして使用されている

イギリスやアメリカなどの海外では、電子タバコが禁煙補助ツールとして用いられることもあるようです。

電子タバコなどの禁煙補助ツールを使うことで、禁煙への成功率は約2倍になるという報告もあります。

今は様々な種類の電子タバコが販売されているので、まずは試してみて、禁煙への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

参考:「電子タバコは禁煙の成功率を約2倍に高める」SlofiA

離脱症状におすすめの電子タバコ!ICEBERG Dispo

ICEBERG Dispo 使い捨て電子タバコ

ここまで離脱症状がつらいなら電子タバコを取り入れるのがおすすめだとご紹介してきましたが、ここからは電子タバコの中でも特におすすめの製品ICEBERG Dispoについてご紹介していきます。

ICEBERG Dispoは使い捨てタバコのため、パーツの交換や洗浄など面倒なメンテナンスをする必要が一切ないのが特徴の電子タバコです。

使い勝手が良く、メンソールが配合された3種類のフレーバーは、どれも強い刺激と爽快感を楽しむことができます。

吸いたい時にサッと取り出せる!

ICEBERG Dispoは片手に収まるコンパクトなサイズで、仕事や旅行などに持ち運びしやすくなっています。

またボタン操作が不要で口に咥えて吸うだけで起動するので、離脱症状で苦しい時もサッと取り出せて吸うことができますよ。

ボタン操作不要!

禁煙の離脱症状とは?まとめ

禁煙の離脱症状が現れる期間やピーク、具体的にどのような症状が出るのかなどを詳しく解説してきました。

離脱症状には、喫煙衝動だけでなく頭痛や眠気、食欲増加などの様々な症状があり、症状の出方やいつまで続くかは個人差があります。

人によって症状の出方が変わるからこそ、どんな離脱症状が出てもいいように事前に準備をしておくことが重要です。

また、どうしても禁煙が我慢できない方は、電子タバコを試してみてはいかがでしょうか?

タバコ葉を使わない電子タバコはニコチンなどの有害物質が含まれていないため、依存性を最大限抑えることができます。

電子タバコを取り入れることも視野に入れながら、禁煙に備えていただければ幸いです。

禁煙におすすめの電子タバコ

公開日 : 2025/7/3

関連コラム

関連商品